ワクチンについて
  当院では 以下のワクチンをお取り扱いしております。
  詳しくは 受付に お問い合わせ下さい。

  インフルエンザワクチン
  肺炎球菌ワクチン
  MRワクチン(麻疹風疹)
  子宮頸がんワクチン
  肝炎ウイルス(B)ワクチン  
  おたふくかぜワクチン
        

 


  MRワクチン

麻疹、風疹の抗体値の低いかた、ご希望の方に
接種を実施しております。


 インフルエンザワクチン

 ご高齢の方は 肺炎を合併する率が高く、命にかかわることもあり、
乳幼児では冬季の入院原因の1つです。1月からの流行を前に接種を
おすすめしています 。

また、ご高齢の方はご本人へのワクチンも大事ですが、ご本人
に対するワクチンによる発病防止効果が低いので、肺炎などで
入院する危険性を減らすには、回りのご家族の接種も大切と
されています。

季節型、新型を含む、いわゆる3価ワクチンとよばれるものです。

今年度は 4価ワクチンが予定されています。詳しくは院長こらむ 
「おまめ先生の診療メモ7」をご覧ください

毎年WHOの会議で流行するウィルス株を予測し、それをもとに 
日本での流行状況を考慮にいれてその年のワクチンがつくられています。

ワクチンが十分な効果を発揮する期間は接種後2週間から約5ヶ月の
あいだとされています。次のシーズン前にはまた接種が必要です。

接種前には、体温(原則としては 37.5度を超えない平熱の方が対象と
なります)、これまで、接種で気分が悪くならなかったか、これまで治療
した病気、アレルギーなどをお聞きします。

注意。2011から小児の方の接種量(従来0.3mlだったのが0.5mlなど)
が変更
になっています。ご確認ください。

子宮頸がんワクチン

•子宮頸がんワクチン(サーバリクス、ガーダシル)は、ヒトパピローマウィルス(HPV)の感染を防止することで、 子宮頸がんの発症を予防する薬剤です。

平成6年4.月2日から平成10年4月1日までの誕生日の女性について、市の助成による無料接種が平成23年2月から開始となりました。

ただし その後 副反応が報道されてから厚生労働省としても積極的な推奨はされて

おりませんことをお断りいたします。

ご希望の方は一度外来においでいただき、予約票、同意書をお渡しいたしております。

     接種の実際について

•十分な効果を得るためには3回の接種が必要です。

    初回、1か月後、6か月後の3回、筋肉内に注射します。

•接種当日は保護者の方の同伴をお願いしていますが、同伴されない場合は

    
事前に 同意書をお渡ししますので、ご記入の上、来院ください。

     
2回目以降の予約について

•2回目、3回目の接種につきましては、ワクチン準備の都合上、予定日の

   前の月の20日までに予約確認のお電話をいただくことをお願いして
おります。

       
接種後の注意

•接種後に、重いアレルギー症状がおこることもあるので、接種後

    30分はすぐに帰宅せず、安静にしていてください。

•接種後は、接種部位を清潔に保ちましょう。

•接種後、丸1日は、激しい運動は控えましょう。

•接種当日の入浴は問題ありません。

•接種した後、注射部位が腫れたり、痛んだりすることがあります。

    体の中でウィルス感染に対する防御 する仕組みが働くために

    起こりますが、通常は数日間で治ります。

    接種後1週間は症状に注意し、強い痛みがある場合や

    痛みが長く続いている場合など、気になる症状があるときは

    

    ご相談ください。



  肺炎ワクチン 

  
2014年10月から成人用肺炎球菌予防接種が定期化されています。
 対象となる方は 仙台市に住民票がある方で、該当年度に65歳に
 なる方、および26年度のみの経過措置として 70歳、75歳、80歳
 90歳、95歳、100歳、100歳以上の方、となっております。

 接種回数は1回で、自己負担が5000円となります。

  肺炎球菌ワクチンって何??

ご高齢のかた、慢性の心臓疾患、呼吸器疾患、腎臓、肝臓の障害、
糖尿病のある方などは、肺炎球菌による肺炎は病状が重くなったり、
急速に症状が進んだ場合、抗生剤などの治療が間に合わないことも
あります。

とくに70歳以上のかたで、年齢とともに肺炎による死亡率が高くなって
います。日常の中でかかる肺炎の原因の約3分の1が肺炎球菌による
ものとされていますし、ペニシリンなどの抗生剤に対して抵抗力のある菌
も増えていますので、予防が大切とされ、その意味で肺炎球菌ワクチンの
接種は意味があります。

通常、1回の接種で約5年間ほど効果が持続すると言われています。
また、ワクチンが原因となって肺炎になる心配はありません。

2次性の感染、といって、インフルエンザウィルスにより気道の粘膜が
弱っているところに、細菌が感染することがあります。一般的には
インフルエンザから回復して数日から1.2週間してまた熱が出て、
咳、痰、胸の痛み、呼吸困難などの症状が出た場合、細菌性肺炎を
起こしている可能性があります。

その原因の大きなものに肺炎球菌があります。特にご高齢の方では
重症になりえますので、インフルエンザと肺炎球菌の両方のワクチンを
お受けになることをおすすめします。通常2つのワクチンは1週間ほど
あけて接種します。インフルエンザは流行の前に実施しますが、
肺炎球菌は特に季節はありません。

 B型肝炎ワクチン

どんなときに接種する??パートナーがB型肝炎ウィルスの保菌者
(キャリア)の場合や医療スタッフの感染予防の目的で行います。

やりかたは??通常4週間ごとに2回、さらに20から24週後にもう1回
皮下または筋肉内に接種します。(10歳未満は0.25mlずつ)

実施後 抗体値を測定し、低値の場合は もう一回だけ追加します。